2015.11.27(金)
効能・泉質お肌スベスベ!?美容に効く温泉の三大美人泉質とは?
西暦733年に記された「出雲国風土記」に玉造温泉の美容・健康効果について記述されていたように古来から温泉の持つ美容・健康効果は注目されていました。
そこで今回は、美容効果の高い三大美人泉質を紹介します。
「硫黄泉」
1つめが「硫黄泉」で、一般的にゆで卵のような臭いがする泉質です。
貴金属を着けて入ると変色してしまうので注意が必要です。
効能としては、
・デトックス作用
・古くなった角質の除去
・毛細血管拡張作用による血行促進
・便秘解消
などがあります。
また、硫黄泉は殺菌効果が高いので慢性皮膚病・切り傷や外傷に効果が期待出来ます。
乾燥肌の方には刺激が強いのでかけ湯などでよく身体を慣らしてから入浴する必要があります。
「硫酸塩泉」
2つめが「硫酸塩泉」で、無色透明で飲むと苦みがあるのが特徴です。
その成分の含有量により芒硝泉(ぼうしょうせん)・石膏泉(せっこうせん)・正苦味泉(しょうくみせん)に分かれます。
その効能としては、
・コラーゲン生成のサポート
・肌の鎮静作用
・保湿効果
・便秘解消
などがあります。
「炭酸水素塩泉」
3つめが「炭酸水素塩泉」で、アルカリ性成分が多く含まれており皮膚の表面をなめらかにする効果があるのが特徴で一般的に「美人湯」と呼ばれています。
効果としては、
・肌の鎮静作用やリラックス効果
・保湿効果
・便秘解消
があります。
ちなみに日本三大美人湯を紹介すると「佐賀県の嬉野」と「島根県の斐乃上」と「栃木県の喜連川」です。
「その他の効能」
さらに温泉には特別な成分が入ってなくても入浴により次にあげる「一般的適応症」という効能が期待出来ます。
これは神経痛や筋肉痛や関節痛・五十肩・うちみやくじき・慢性消化器病・痔・冷え性・疲労回復や健康増進など様々な効能があります。
また自然に触れたり温泉街を散歩するなど旅の楽しい時間を過ごすことで五感を刺激し、脳内ホルモンを活性化することが心身のセラピーにつながり、美と健康をサポートするのに役立ちます。
まとめ
このように温泉には昔から日本人の心と身体を癒し、女性にも嬉しい美容効果も抜群なのでお手軽に美肌と健康な身体を手に入れることが出来るのです。
みなさんもぜひ、お試しください。
それでは。